阪神の佐藤輝明選手のメジャー移籍が、ついに現実になりました。
2026年10月19日、阪神はポスティングシステムを使ったメジャー移籍を容認すると発表。
今季、打率3割6厘・39本塁打・106打点で三冠王に輝いたサトテルの移籍先は、いったいどこのチームになるのでしょうか。
MLB公式サイトはドジャースやヤンキースなど6球団を候補に挙げる一方で、「メジャーで通用するのか」「三振が多くて無理では」「通用しないのでは」と心配する声も少なくありません。
この記事では、移籍先の候補球団の予想に加えて、米スカウトの評価、メジャーで通用するかどうか、そして気になる契約金まで、徹底的に解説します。
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佐藤輝明のメジャー移籍先はいつ決まる?ポスティング容認から契約までの流れ

0月19日、阪神が佐藤輝明選手のポスティング容認を発表しました。
ただ、容認は移籍の「入口」にすぎません。
申請はいつか。移籍先はいつまでに決まるのか。12月1日のロックアウトは、交渉を止めてしまうのか。
出どころの怪しい日付で語って恥をかかないために、確定した日程と、まだ分からない点を分けてお伝えします。
- 阪神がポスティング容認を発表
- ポスティング申請はいつから?
- 移籍先が決まるのはいつ?45日間の交渉期限
- ロックアウトで移籍交渉は止まる?12月1日の労使協定失効
阪神がポスティング容認を発表
10月19日、阪神が佐藤輝明選手、サトテルのポスティング容認を発表しました。
西宮市内の球団施設で会見に立ったのは、嶌村聡球団本部長。
球団が選んだ言葉は「後押し」です。
渋々の許可ではなく、背中を押す側に立った。私はそう受け取りました。
手放したない主砲。けど、夢は止められへん。
報道を追うかぎり、球団もその間で揺れていたようです。
2024年12月の契約更改で、メジャー挑戦の思いを初めてはっきり伝えてから、約1年10か月。
昨オフは話し合いが長引き、12球団で唯一の未更改のまま年を越しました。
長かったなぁ。
思えば、いつもサトテルの一振りと一緒でした。
2020年のドラフトは4球団が競合。くじで引き当てた1位が、ルーキーで24本塁打。
2024年は16本止まりで、二軍も味わいました。
そこから球団初のリーグ連覇を支え、今季はバース以来40年ぶりの三冠王です。
17日の甲子園で、CS敗退の悔しさを噛みしめたばかりやのに。
どっちが先に来ました? 誇らしさか、寂しさか。
ただ、今回決まったのは「行ってよい」という許可だけ。
移籍先も契約も、まだ白紙です。
ポスティング申請はいつから?
ポスティングの申請は、11月1日から始まります。
申請できるのは、12月15日まで。
手続きをするのは佐藤選手ではなく、阪神球団です。
ポスティングは、海外FA権を取る前に、メジャーへ移れる制度。
所属球団が許可して申請すると、獲得したい球団すべてと交渉できます。
FAを待てば、最短でも2029年、30歳です。
27歳の今、挑めるのは、この制度やからこそ。
球団が道を開けてくれて、ほんまによかったと思います。
流れは、次の4段階です。
阪神が実際に申請する日は、執筆時点で発表がありません。
決まり次第、ここに書き足します。
佐藤選手は、11月中に渡米する予定です。
目的は、トレーニングとされています。
とら坊待ちきれへんのは、こっちも同じやな。
移籍先が決まるのはいつ?45日間の交渉期限
移籍先が決まる日は、現時点で確定していません。
決まっているのは、交渉の持ち時間だけです。
公示の翌日から数えて、45日間。
この間に、獲得を希望する球団と話し合います。
仮に11月10日に公示されたなら、期限は12月下旬。
あくまで計算上の例です。
実際の日付は、阪神が申請した日で決まります。
わかり次第、ここを書き換えますね。
先に海を渡った2人は、どうだったか。
村上宗隆選手がホワイトソックスと2年契約を結んだのは、12月21日(日本時間22日)。
45日間の終わりが迫る中でした。
岡本和真選手は、年明けの1月4日に、ブルージェイズとの4年6000万ドルでの合意が発表されています。
ただ、サンプルはたった2人。
サトテルが同じ道をたどる保証は、どこにもあらへん。
早う決まってほしいけど、焦らされるのもほんましんどい。
待つ身には、長い45日やなぁ。
しかも、この45日の途中に、12月1日が来る可能性が高いんです。
MLBの労使協定が切れる日。
その日、何が起きるのか。続けて見ていきましょう。
ロックアウトで移籍交渉は止まる?12月1日の労使協定失効
12月1日。この日付、頭の片隅に置いといてください。
MLBと選手会の労使協定が、この日に切れます。
争点は、チームの年俸総額に上限と下限を設けるかどうか。
選手会は拒み、オーナー側は導入を目指しています。
合意できなければ、ロックアウト。
球団が施設を閉め、選手契約も移籍交渉も凍結されます。
米メディアの大方は、突入の可能性が高いと見ています。決まったわけではありません。
前例は、2021年の鈴木誠也選手。
交渉30日のうち、9日を使ったところで凍結されました。
解けたのは、翌2022年3月10日の新協定のあと。
その8日後に、カブスと5年8500万ドルで合意しています。
3か月あまり止まっても、ポスティングは消えず、契約は結ばれたのです。
止まるのは時間であって、挑戦そのものやない。
今回の交渉期間は45日で、当時と違います。
ロックアウト中の扱いは、まだはっきりしません。
きついのは、ここからやと思います。
「もう1年、日本に残る可能性」まで報じられているんです。
残ってくれたら嬉しい。けど、夢の邪魔はしたない。
複雑やなぁ、ほんま。
新協定で、新規FA契約の年数や金額に上限がつく、という指摘もあります。
どちらも、あくまで可能性の段階です。
次に確認する日付は、11月1日と12月1日。
佐藤輝明のメジャー移籍先はどこ?メッツ・ヤンキース・ドジャースの3球団を予想

サトテルは、どこのユニフォームを着るんやろ。
MLB公式サイトが名前を挙げた候補は、6球団です。
このあと、報道に具体的な中身がある3球団から見ていきます。
報道が厚い球団が、そのまま本命とは限りません。
そこは割り引いて読んでくださいね。
- メッツ:スカウト済みと報じられた球団。三塁か一塁か
- ヤンキース:3年7500万ドルと報じられた契約内容
- ドジャース:米メディアが獲得の可能性に言及
メッツ:スカウト済みと報じられた球団。三塁か一塁か
メッツは、佐藤選手をすでに調べ上げている球団です。
夏の報道で、ニューヨーク・ポスト紙のヘイマン記者が伝えました。
メッツはすでにスカウトを済ませ、獲得に関心を持っていると。
9月には、スターンズ編成本部長が来日しています。
幹部が自ら足を運んだ事実は、軽くありません。
台所事情も見ておきましょう。
日刊ゲンダイによると、今季開幕時の選手総年俸は、
しょうへいメッツがメジャー1位(約546億円)
候補球団の中でも、財布の厚さはトップクラスです。
問題は、守る場所です。
報道によると、メッツは来季、ビシェット選手が残って三塁を守るとみています。
そうなると、空くのは一塁。
三塁から一塁への転向が必要になる可能性がある、という指摘です。
サトテルは、ルーキーの年から阪神の三塁を守ってきた男。
サードで見たい気持ちは、正直あるんです。
けど、バットで勝負できるなら、一塁でもええ。そう思う自分もおる。
トラちゃんファン心理て、ほんま勝手なもんやなぁ。
とはいえ、メッツの関心は、あくまで報道の段階です。
「メッツで決まり」と言い切るのは、早すぎます。
外れたときに恥をかくのは、語ったこっちですから。
ヤンキース:3年7500万ドルと報じられた契約内容
3年7500万ドル。約119億円です。3で割ると、年平均は2500万ドル。約40億円(約39.7億円)
米サイトが、ヤンキースとの契約として予想した金額です。
出どころには、注意が要ります。
元は、米サイト「ファンサイデッド」のクライン氏の予想。それを「ヘビー」が報じ、日本では東スポが紹介しました。
ヤンキースの提示ではなく、予想として出てきた数字です。
確定した金額やと思って語ると、食い違ったとき恥をかきます。
数字そのものも、眺めてみましょう。
村上選手(2年3400万ドル)は年平均1700万ドル、岡本選手(4年6000万ドル)は1500万ドルです。
年あたりなら、先に渡った2人を上回ります。
ただ、期間は3年と短め。
東スポは、選手はまとまった額を確実に受け取れ、球団は期待外れでも損を抑えられる、と見ています。
1年目に結果を出せば、契約見直しの議論になり、巨額契約への道もある、とも。
別の見立てもあります。
9月の報道には、「4年100億円から5年150億円」が交渉の出発点、という声がありました。
年数も総額も、報道ごとにバラバラ。どれが当たるか、今は誰にも分からへん。
ヤンキースが本気で見ていたのは、確かです。
5月の甲子園にも、9月の神宮にも、スカウトが来ていました。
あの球団で、サトテルのフルスイング。想像するだけで、ゾクゾクするなぁ。
守る場所は、三塁が有力やね。
ヤンキースの三塁は、ライアン・マクマーン(31)が主に守りました。
ただ、今季は打率2割1分3厘、OPS.635とふるわず、今オフの補強ポイントとされています。
ドジャース:米メディアが獲得の可能性に言及
ドジャースの名前が出ると、つい胸がざわつきます。
そう感じるのは、私だけやないはずです。
ドジャースが獲得に動くかもしれない、と報じたのは米メディアでした。
6月、「トータル・プロ・スポーツ」のシン記者が言及しています。
村上選手が本塁打を量産するなか、次に注目される日本人野手として、サトテルの名が浮上した、という内容です。
別の報道には、若返りを目指すドジャースが、マンシー選手やテオスカー選手の後継として熱視線を送る、という見出しもありました。
周りの材料も、そろってきます。
5月の甲子園には、ドジャースのスカウトも来ていました。
8月には、MLB公式サイトも獲得候補に挙げています。
財布も厚く、今季開幕時の選手総年俸は、メッツに次ぐ2位(約491億円)です。
縁なら、あります。
サトテルは昨年12月、ハワイ優勝旅行の直前に、米国でベッツ選手らと自主トレをしました。
ただ、縁と獲得は別の話です。
ここを混ぜて語ると、読み違えます。
ほんでも、ドジャーブルーを着た姿を、一瞬想像してもうた。
阪神のタテジマが一番似合うんは、わかっとる。それでも、な。
守る場所には、壁があります。
三塁には来季も契約を残すマンシー選手がいて、東スポは既存戦力との配置転換が避けられないと見ています。
佐藤輝明のメジャー移籍先、ほかにどこが有力?フィリーズと予想外の球団に決まる可能性
候補は、メッツ、ヤンキース、ドジャースだけやありません。
MLB公式サイトが挙げた6球団には、フィリーズ、マリナーズ、ジャイアンツも並んでいます。
球場まで見に来た球団も、ほかにまだあります。
報道の多さと、最後の行き先が一致するとは限りません。
このあと、その可能性まで見ていきます。
- フィリーズ:GMの視察が報じられた球団
- マリナーズ・ジャイアンツと、視察に訪れたその他の球団
- 候補外の球団に決まる可能性は?村上宗隆の前例
フィリーズ:GMの視察が報じられた球団
5月12日、神宮球場。
フィラデルフィア・フィリーズのマッティングリーGMが、足を運びました。
編成のトップが、自ら日本まで見に来たのです。
3日後の15日は、甲子園。
GMを筆頭に5人態勢で、試合開始の4時間前から練習と守備まで見つめていたといいます。
17日のCSでも、熱視線を送った球団の中に、フィリーズの名前がありました。
報じられただけで、3回。ほんまに、よう見とったんやなぁ。
狙いは、三塁でしょう。
報道では、現三塁手のボーム選手が今季終了後にFAとなります。
補強の必要なポジションと、サトテルの主戦場が重なるわけです。
ただし、フィリーズが正式に動いたわけではありません。
三塁を守る姿が浮かんでも、「ここに決まり」と語るのは早いです。
それでも、5月から追い続けた球団が来てくれるなら、悪い気はせんね。
フィリーズの縦縞で三塁を守るサトテル。ちょっと、想像してもうた。
マリナーズ・ジャイアンツと、視察に訪れたその他の球団
マリナーズとジャイアンツ。
MLB公式サイトの記者が、候補6球団に挙げた2チームです。
マリナーズは、東スポも獲得候補に並べました。
ただ、補強ポイントや守備位置にまで踏み込んだ報道は、現時点で確認できていません。
名前は挙がった。けれど、その先は白紙。そう受け止めておくのが、堅実です。
名前の挙がらない球団も、足は運んでいます。
スポニチによると、視察が判明しているだけで9球団。
17日のCS第4戦には、ロイヤルズやレンジャーズの姿がありました。
5月の甲子園には、カブス、カージナルス、エンゼルス、ダイヤモンドバックス、レッズ、タイガースなど、10球団のスカウトが集まっています。
9月には、パドレスの編成本部長が来日しました。
東スポは、10球団以上の争奪戦になるとみています。
30球団中、判明しているだけで3割。
トラちゃんほんまに、よう見られとるなぁ、うちのサトテルは。
ただ、見に来た数と、本気度は別物です。
見に来たことと、契約に動くことは違います。
どの球団が実際に動くのか。
それが見えてくるのは、交渉が始まってからやね。
候補外の球団に決まる可能性は?村上宗隆の前例
結論から言えば、6球団の外に決まる可能性は、十分あります。
なぜかというと、昨オフの村上宗隆選手の例です。
決着の10日前、MLB公式サイトが興味を示す球団として挙げたのは、レッドソックス、マリナーズ、メッツなど。
しかし、行き先は、ホワイトソックスでした。
当時は3年連続100敗以上の、再建期の球団です。
決まったのは、交渉期限の前日。
金額も、予測された大型契約には届きませんでした。
それでも村上選手は、1年目に35本塁打。球団は5年ぶりのポストシーズンへ進みました。
反対に、岡本和真選手は、名前の挙がっていたブルージェイズに決まっています。
予想どおりも、予想外も、前例にある。
サンプルはたった2人やけど、それが実際です。
今回も、6球団の外に名前が出ています。
ブルージェイズは、専門メディアが「ナンバーワン候補」と推しました。
三塁には岡本選手がいるので、佐藤選手はライトで、という見立てです。
ホワイトソックスは、外野の補強を狙うとして、米メディアが候補に挙げました。
パドレスも、東スポが獲得候補に並べています。
「6球団で決まり」と決めつけるのは、危ない。
とらっぴーそうは言うても、どこに行っても、虎のサトテルはサトテルや。
三冠王・佐藤輝明のメジャーでの評価は?MLB公式と米記者・米メディアの見方
海の向こうは、サトテルをどう見ているのか。
気になるのは、褒め言葉だけやありません。
評価の高さと、指摘されている弱点の両方を、確かめておきたいところです。
MLB公式サイトと、現地の記者やメディア、順番に見ていきます。
- MLB公式サイトの評価
- 米記者・米メディアの評価
MLB公式サイトの評価
MLB公式サイトは10月15日付の記事で、匿名の環太平洋地域担当スカウトに話を聞き、注目のNPBスター4人の1人目にサトテルを取り上げました。
評価は、長打力があり、勝負どころで打てる左打者。
村上選手と岡本選手の活躍を引き合いに、「打撃はメジャーでも通用する」と期待を寄せています。
そら、鼻が高いなぁ。
数字の見方も、おもしろい。
今季のセ・リーグは、1試合平均3.4得点。MLBの4.48得点を、1点以上下回りました。
打率.306、出塁率.383、長打率.609は、投高打低の環境を考えると、さらに価値が高い。
記事は、そう見ています。
守備には、ひとつ引っかかる言葉がありました。
スカウトが最適とみる守備位置は、三塁でも一塁でもなく、外野。
ただし、守備にはある程度の柔軟性がある、とも添えています。
三塁のサトテルを見続けてきた身には、ちょっと寂しい。
けど、どこで守ってもええ。バットで黙らせてくれたら、それで十分です。
米記者・米メディアの評価
最初に火がついたのは、3月のWBCでした。
準々決勝のベネズエラ戦。「2番・右翼」で出たサトテルは、チャンスで適時二塁打を放ちます。
ESPNのカスティーヨ記者は、将来のメジャー挑戦に触れ、高い市場価値が見込めると語りました。
スプラドリング記者の見方は、「外野を守れるアスリートタイプ」で評価されやすい。
守備位置を疑問視された村上選手とは、対照的です。
ほんま、よう見てくれとる。
10月に入ると、米メディアの視線は具体的になりました。
ブリーチャー・レポートは、ヤンキースが獲得するだろうと予想。
過去2年で79本塁打、左打者は右翼の近いヤンキー・スタジアムに向く、という理屈です。
表を見るかぎり、ブリーチャー・レポートの言い分は、距離の面では裏づけられます。
ヤンキー・スタジアムの右翼ポール際は95.7m。30球場の平均より、約4.5m近い。
右翼へ引っ張る左打者のサトテルには、メジャーでも有数の近さです。
フェンウェイとオラクルは、さらに近い。けれど、右中間が一気に深くなります。
ヤンキー・スタジアムの右中間は、117.3m。フェンウェイの128.0mや、オラクルの126.5mよりは浅い。
近さを、そのまま生かしやすい形です。
ただ、これは「距離」の話。風や壁の高さは、表に出ません。
実際、得点全体では中立な球場とされています。
あの右翼席へ、サトテルの引っ張った打球。想像するだけで、ええなぁ。
トレード・ルーマーズは、獲得可能な最高の打者の一人と評しました。
ブルージェイズの専門メディアは、ナンバーワン候補と推しています。
ただ、手放しではありません。
ブリーチャー・レポートは、三塁守備はエリート級とは言えないかもしれない、と指摘。
ブルージェイズの専門メディアも、三振の多さはリスクと見ています。
トレード・ルーマーズは、争奪戦になるので安価では獲れない、とも。
褒められすぎて、こそばゆいなぁ。
球団関係者の生の声は、匿名のスカウトの談話を除けば、まだほとんど出ていません。
本当の評価は、交渉の数字に出るので、そこを待ちましょう。
佐藤輝明はメジャーで通用するか?打撃・守備と「無理」「通用しない」の声を検証
サトテルは、メジャーで通用するんか。
先に渡った村上選手と岡本選手は、1年目から30本塁打以上を放ちました。
けれど、三振の多さを心配する声も消えていません。
追い風も向かい風も、両方並べて確かめます。
- 通用すると言われる理由:岡本和真・村上宗隆の先行事例
- 佐藤輝明の守備位置は?三塁・一塁・外野のどこで起用されるか
- 「無理」「通用しない」と言われる理由
通用すると言われる理由:岡本和真・村上宗隆の先行事例
先に渡った2人が、答えを出しました。
岡本和真選手は、1年目に33本塁打、92打点。156試合に出て、チームの本塁打と打点の最多でした。
村上宗隆選手は、1年目に35本塁打。日本選手のメジャー1年目では、最多です。
どちらも、30本塁打を超えました。
かつて日本人野手に向けられた懐疑的な目を、この2人が払拭した。日本の報道は、そう伝えています。
和製大砲は、海を渡ってもパワーで引けを取らない。その証明が、2人分そろったわけです。
では、サトテルは。
NPBでの直近2年は、40本塁打と39本塁打。
2人のメジャー1年目を、どちらも上回っています。
今季は打率3割6厘、106打点で、三冠王。
27歳という若さも、岡本選手の30歳、村上選手の26歳と並べて見劣りしません。
もちろん、リーグが違います。同じ土俵の数字ではありません。
ほんまに通用するかは、やってみんと分からん。
けど、先に道を拓いた2人がおるのは、心強いやん。
佐藤輝明の守備位置は?三塁・一塁・外野のどこで起用されるか
サトテルは、2025年に三塁で初のゴールデン・グラブ賞を受賞しました。
日本では、守備でもトップクラスの評価です。
ところが、米国の見方は少し違います。
ニューヨーク・ポスト紙に登場した米球界のスカウトは、三塁守備に「疑問がある」と指摘しました。
MLB公式サイトのスカウトも、最適な守備位置は外野とみています。
今季は送球の不安も伝えられ、9月3日のヤクルト戦では2失策を記録しました。
だからといって、三塁の道が消えたわけではありません。
WBCの準々決勝では、右翼で先発しました。
守備には、ある程度の柔軟性がある。MLB公式サイトは、そう添えています。
行き先が決まるまで、守る場所は確定しない。
そこが、いちばん正直な答えです。
球団ごとの事情で、守る場所は変わります。報道を並べると、こうなります。
サードを守るサトテルは、見ていて楽しかったなぁ。
外野に回るなら、あの三塁の守備も見納めか。
とら美そう思うと、ちょっと胸にくる。
「無理」「通用しない」と言われる理由
「無理」と言われる理由は、ほぼ1つに絞れます。
三振の多さです。
CBSスポーツは、今季のコンタクト率がMLB平均を下回ると指摘しました。
専門サイトの『ジャスト・ベースボール』も、最大の懸念にボール球へ手を出す傾向を挙げています。
先に渡った村上選手は、メジャー1年目に三振率が上がりました。同じ道をたどるのでは、という不安です。
守備にも、心配があります。三塁からの送球が安定しない。
強肩を生かして右翼は守れるが、守備ではマイナスになるかもしれない。
そう分析したのも、『ジャスト・ベースボール』です。
数字で並べると、こうなります。
佐藤輝明のメジャー契約金・年俸はいくら?阪神に入る譲渡金も解説
サトテルは、メジャーでいくら稼ぐんやろ。
先に言うと、金額はまだ確定していません。報道は、年数も総額もバラバラです。
あわせて、移籍で阪神に入るお金の仕組みも見ていきます。
- 契約金・年俸の予想:報道は割れている
- 阪神に入る譲渡金の仕組み
契約金・年俸の予想:報道は割れている
結論から言えば、金額は確定していません。出ているのは、すべて「予想」や「見立て」です。
しかも、年数も総額も、予想ごとにバラバラ。
いちばん大きいのは、『ブリーチャー・レポート』のロイター記者の予想です。
6年で1億2000万ドル(約190億円)。イ・ジョンフ選手がジャイアンツと結んだ6年1億1300万ドルを、出発点にしました。
対する『ファンサイデッド』は、ヤンキースとの3年7500万ドル(約119億円)。年平均は2500万ドルです。
国内では、9月に「4年100億円から5年150億円が出発点」という声がありました。
編成幹部の見立ては、単年2000万ドル規模で5年以上。総額で約155億円以上です。
差が出る理由は、年数と不安です。
6年なら、27歳のサトテルを長く囲い込む契約。
3年なら、三振や守備の不安をにらんで、結果を見てから次の契約を狙う契約。
村上選手のように、です。
MLBトレード・ルーマーズは、今季のFA市場で、サトテルをスクバルに次ぐ2番目に評価しました。
1億ドル超えが見込める、数少ない選手だとも。
けれど、予想は外れます。
昨オフ、同サイトが村上選手に予想したのは、8年1億8000万ドル。実際の契約は、2年3400万ドルでした。
阪神での今季年俸は、4億5000万円と出来高の、5億円規模。
年平均2000万ドルなら約32億円、2500万ドルなら約40億円です。6〜8倍。
しょうへいいくらになるか、ほんまに分からん。
けど、桁が変わるのは、確かやなぁ。
阪神に入る譲渡金の仕組み
サトテルがメジャー球団と契約すると、阪神にもお金が入ります。譲渡金です。
支払うのは、獲得したメジャー球団。選手の契約とは別に、上乗せで払います。
金額は、サトテルの保証された契約総額で決まります。
最初の2500万ドルまでが20%、次の2500万ドルが17.5%、5000万ドルを超えた分が15%です。
たとえば、ブリーチャー・レポートの予想どおり、6年1億2000万ドルなら、こうなります。
500万ドルと、437万5000ドルと、1050万ドル。
合計で1987万5000ドル、約32億円です。
契約が大きいほど、譲渡金も増えます。
ただ、5000万ドルを超えた分は、率が15%に下がります。
主砲を送り出す代わりに、阪神には20億円から30億円規模のお金。
そのお金で、穴が埋まるわけやない。
けど、送り出す側にも、ちゃんと見返りがある制度なんやな。

まとめ:佐藤輝明のメジャー移籍先を待つあなたへ
この記事の最初に、お尋ねしました。
サトテルは、メジャーのどこへ行くのか。それは、いつ決まるのか。
いまの時点で、いちばん正確な答えは、「まだ決まっていない」です。
けれど、決まるまでの道筋は、もうあなたの頭の中に描けているはずです。
申請は、11月1日から。交渉は、公示の翌日から45日間。
12月1日にロックアウトに入れば、交渉は止まる。
2021年の鈴木誠也選手は、そのせいで契約が翌年3月になった。
名前の挙がる球団は、メッツ、ヤンキース、ドジャース、フィリーズなど。
村上選手のように、予想の外に決まる可能性もある。
打撃への評価は高い。心配は、三振と守備。
金額は、予想がバラバラ。阪神には、20億円から30億円規模の譲渡金が入る。
これだけ言えれば、次に新しい見出しが流れてきても、もう振り回されません。
「それは12月1日の話やな」「それは予想の数字やろ」と、落ち着いて受け止められます。
27歳のサトテルが、新しい舞台へ向かう。
寂しさもある。けど、誇らしさのほうが、きっと大きい。
次に動く日は、11月1日と12月1日です。
その日が来たら、もう一度ここを開いてみませんか。続報があれば、書き足してお待ちしていますね。





